タイのジュラプン・アモーンヴィヴァット(Julapun Amornvivat)副財務相は6月19日(水)、カジノを含む大型エンターテインメント施設のタイ国内でのオープンを認める法案の最終案が3、4週間以内に内閣による審議にかけられる準備が整うだろうと述べた。タイの主要英字メディアのひとつである「The Nation」が6月19日に報じた。
Deputy Finance Minister Julapun Amornvivat said on Wednesday (June 19) that the final draft of the bill to allow the opening in Thailand of large entertainment complexes with casinos would be ready for deliberations by the Cabinet in three or four weeks.
最初の法案は、「エンターテイメント・コンプレックス・プロジェクト」(entertainment complex project)の調査を担当する下院特別委員会によって起草された。アモーンヴィヴァット副財務相によると、すでに16の政府機関がカジノを含む大型エンターテイメントコンプレックスを許可する計画について意見を提出している。
アモーンヴィヴァット副財務相によると、16機関すべてが経済的影響に関して、このようなエンターテイメント複合施設がタイの経済を押し上げる可能性があることに同意した。しかし、社会的影響については、いくつかの機関がギャンブルの影響から国民を保護するための措置について提案している。また、この政策の検討は財務省が主導していたが、法案ではプロジェクトを担当する国家委員会の設立が提案されている。
彼は、草案に添付される補足資料として16の政府機関の意見をまとめ、3〜4週間以内に草案を改訂して内閣に送る予定だと述べた。この法案が承認されれば、法案は国務院に送られ審査されることになる。