東海地方を中心に「KEIZ」などのブランドでパチンコホールを展開する平成観光(岐阜県多治見市)は愛知県のレジャー企業・共栄(名古屋市守山区、文川仁秀代表)の全株式を取得し完全子会社化する。発効日は6月28日。


共栄は愛知県を拠点に、パチンコ店「100℃守山店」(名古屋市守山区、692台)、「KYOEI余目店」(山形県東田川郡、348店)、「SLOT KYOEI」(山形県鶴岡市、182台)のほか飲食店などを運営している。

この株式取得により、平成観光の保有パチンコホール数は20店舗になる。「100℃守山店」は6月28日より休業に入り、8月上旬に「KEIZ」としてグランドオープンする予定。

平成観光は昨年10月に発表した新たな第一次中期経営計画の中で、5年後の目標を、「パチンコ事業の既存店で1000億円を売り上げ、新規店によって400億円を売り上げ、過去最高の1400億円を目指す」と掲げている。
2023年3月期の売上高は723億円(16店舗)、2024年3月期は800億円(17店舗)だった。