フィリピンでカジノを核とした統合型リゾート(IR)「オカダマニラ」を運営するタイガーリゾート(TIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENT, INC.)は、PH TRAVEL AND LEISURE HOLDINGS COR.との間で、その子会社でフィリピン・セブで統合型リゾート「エメラルド・ベイ・リゾート&カジノ(Emerald Bay Resort & Casino)」を開発中の Lapulapu Leisure, Inc.と Lapulapu Land Corp.を買収するための基本合意書を2023年12月に締結していたが、7月1日、この基本合意書を解除した。

「エメラルド・ベイ」はマクタン島のビーチフロントに位置し、5つ星ホテルを備えるカジノリゾート。2棟の15階建てタワーには客室642室、4つのプール、18の料飲施設、リテール、カンファレンス施設、展示施設、カジノを備える計画。カジノフロアにはテーブルゲーム約140台、電子式カジノゲーム機約700台が設置される計画。

本プロジェクトは2017年にPAGCORより暫定ゲーミング・ライセンスを取得したが、COVID-19パンデミック禍の影響で開発を中断している。