サミーは7月31日、同社がが開発し、セガサミークリエイションが製造及び販売を行うランドベースカジノ向けビデオスロットゲームの「GAMING PACHISLOTシリーズ」4タイトル計4台を2024年8月初旬に韓国の統合型リゾート施設(IR)「パラダイスシティ(PARADISECITY)」に導入する予定であることを公表した。


導入されるビデオスロットゲームは「DISC UP」「PACHISLOT CODE GEASS Lelouch of the Rebellion R2」「PACHISLOT Initial D」 「ALADDIN CLASSIC」の4タイトル。

「GAMING PACHISLOTシリーズ」は、世界初の日本のパチスロの遊技性をカジノのビデオスロットに移植したもの。BET MULTIPLIER機能でBET金額を任意に選択でき、カジノならではの高配当も実現可能。同社は、「慣れ親しんだ『あの機種』をカジノで楽しんでいただくために開発されたのがGAMING PACHISLOTシリーズ」と説明している。

「ユニバーサルカーニバル×サミーフェスティバル2024」で展示された「PACHISLOT Initial D」「PACHISLOT CODE GEASS Lelouch of the Rebellion R2」(右の2台)

いずれの機種も、今年3月17日にサミーとユニバーサルエンターテインメントが共同開催した「ユニバーサルカーニバル×サミーフェスティバル2024」で参考展示されたもので、サミーが開発した初めてのスロットマシンとなる。液晶画面内の下部にスタートレバー、3つのストップボタンを配置しており、パチスロを遊ぶのと同じ動作でスロットマシンを遊べる点に特徴がある。

ランドベースカジノでパチスロを打つような感覚でビデオスロットを遊べる
リールは、液晶画面内のストップボタンをタップして止めることもできるし、筐体手元のスピンボタン(Playボタン)でも操作可能。スピンボタンを使う場合、「順押し」か「中押し」かモードを選べる。

by Tsuyoshi Tanaka